滋賀県
東海自然歩道と寄り道登山
2022年11月~2023年5月 |
2023年5月18日 岩間山―石山寺駅 6.7km 2022年11月9日 石山寺駅―音羽山―三井寺 13.0km 2022年11月10日 三井寺―近江神宮―坂本 9.5km 2022年11月11日 坂本―根本中堂―峰道 7.8km 2023年6月16日 峰道―水井山―大原 6.6km ・・・ ・・・ ・・・ 滋賀県総歩行距離 43.6km 寄り道登山 横高山767m 水井山794m |
滋賀県の東海自然歩道は距離は40km程と短いが、5日間もかかってしまった。5/19は峰道から大原まで歩くつもりが大雨で歩行できなかった。それにしても5日もかかったのは紅葉時期、寄り道したい寺社や観光地が多かった、通行禁止区間があった等いくつかあるが歩き速度が遅かったのが最大の理由だろう。
2023.5.18 朝、京都府宇治市の宿をでて、8時半に西笠取から京都府の東海自然歩道を歩き始める。標高差200m程の峠を越え、更に標高差200m程を登り岩間山正法寺に着いたのは11時だった。 岩間山から滋賀県の東海自然歩道が始まる。まず腹ごしらえをし、岩間山山頂を目指す。ここを行けば山頂だろうとの所に「これより先通行禁止」の看板がある。暫く迷ったが今回は素直に従うことにする。 岩間山からの下りは林道いや立派な観光道路で急ぎすぎないように急ぐ。石山寺手前の高速道路の所で暫く迷う。新しい道路ができて、東海自然歩道をどの道にしようか迷っているように指導票が混乱していた。 13時半、石山寺着。1時間ほど石山寺参拝。 14:40 石山寺駅着。明日は滋賀県最後の区間延暦寺から大原まで歩くため、大原の宿に向かう。が、翌日は大雨のため歩行は中止する。 11:10 岩間山正法寺 11:40 岩間山からの下り 12:20 高速道路の上を行く、 12:40 平地に入る 13:10 高速道路の下をくぐる、更に下を川が流れる 13:30 石山寺に到着 石山寺の由来となった硅灰石 石山寺本堂 石山寺山門前の茶店で石餅を賞味 14:40 石山寺駅着 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 2022.11.9 東海自然歩道、岐阜県と奈良県は現在歩行途中だが、現在の歩行方針は 1厳しい所を先に、2紅葉、桜の名所はその時期に、である。今回滋賀県を歩くのは紅葉に期待して選んだ。 9時 出発地点、石山寺駅近くの町中、少し迷う。がヤマレコの警告音とナビに従えば迷わない事に気が付いた。今回初めてヤマレコアプリをナビに導入したが、これからはヤマレコ主体になりそうだ(今までは山旅ロガーを使っていた)。ヤマレコを導入したもう一つの理由はH.Pの閲覧数を増やしたいためだが、成功しているようだ。それにしても、滋賀県の東海自然歩道は他県に比べ指導票が少ないと感じる。 9時 石山寺駅 駅近くは坂が多い入り組んだ道、地図ではわかりにくい 9:40 町を抜け、遠くに音羽山?らしい山が見えだす 10:20 林道になる 10:40 登山道が始まる しばらく沢沿いの道 11:20 尾根道に出る 12:00 初めて琵琶湖が見える。 景色を見ながらゆっくり歩き3時間半で音羽山山頂、快晴で明日登る比叡山が遠くに見える。明日は比叡山の登り口までの街歩きが長そうだ。音羽山からの最後の急下降は時間をかけ、慎重に下る。やっと逢坂の関に着き後はのんびり歩けると思っていたら、また登りが始まり汗をかく。目的地三井寺に着いたのは16時近く、三井寺参拝は明日にして、三井寺駅から宿のある京都市内に向かう。 12:30 音羽山山頂593mから京都市内 山頂から琵琶湖方面 山頂から比叡山延暦寺方面 13:10 山頂からの下山路、明るい、緩い下り 13:40 木立の中の道 14:10 しばらく急傾斜がつずく 14:25 国道1号線を越える。昔はここに逢坂の関があった。国道1号に逢坂の関があるとは、知らなかった。 三重県の鈴鹿峠で東海道を北から南へ横切ったがここ逢坂の関で南から北へ東海道を横切った事になる。 14:50 山の中の道はまだ終わらない 15:40 不動明王やっと街中に出る 15:50 長等神社 15:55 琵琶湖疎水 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 11/10 京阪電鉄石場駅で途中下車し琵琶湖畔(遠くからは見ているが湖畔に来たのは初めて)に寄り道した後、三井寺駅より東海自然歩道を歩き始める。今回は寺社参拝も目的の一つなので、三井寺では40分ほど参拝と観光。 三井寺を出ると早速ヤマレコの道外れの警告音、ヤマレコに導かれると市街地の外れの山道へ、市街地には指導票がないのでヤマレコがなかったらどうなっていたやら。近江神宮は参拝だけするが、この時点で11:15になる。地図を見ると近江神宮から滋賀里への道は市街地で曲がりくねっている。滋賀里から比叡山への道は通行止めなので、坂本まで県道を歩き無動寺道を登る予定なので、時間節約のため近江神宮から県道を歩く。県道は真っ直ぐなので地図を見なくてもどんどん歩けるが後半になると色々考え、足の疲労もきになりだす。 8:50 初めての琵琶湖畔 9:30 三井寺参拝 紅葉は? 10:10 市街地の外れの山道、右側は人家が迫っている。地図からは想像できなかった。 10:40 市街地に入る 11:10 わかりにくい道 11:20 近江神宮、この先から自然歩道は比叡山に登り始 11:30 幹線県道にでる めるが現在通行止めなので、県道を行く 11;40 延々と暑い側道を歩く 本来ならば涼しいあの山辺りを歩いているはずなのに 13時前に無動寺道の入口に着くが、今から登山開始をする気力がなくなり、今日の歩行はここで終え、後は寺社参拝に切り替える。昨日の登山の疲労、登山開始時間が午後になったこと、日吉神社にも行きたかった事等が歩行を中止した屁理屈である。 午後は紅葉の日吉神社に参拝し、ケーブルカーで根本中堂に行き参拝した。 13:30 日吉神社と紅葉 14:30 比叡山と紅葉 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 2022.11.10 朝、宿を出た時疲労感を感じ、歩行3日目を無事歩き通せるか不安であった。東海自然歩道は滋賀里から比叡山に登るのだがこの道は数年前から通行止めになっている。この様な場合は迂回路を歩き、道が途切れないようにしてきた。昨日は三井寺から坂本まで平地を歩き、今日は無動寺道を登り根本中堂の先行ける所までとの予定である。 京阪松ノ馬場駅から歩き始め、9:30 昨日歩き終えた無動寺道の入口で靴の紐を締め直して出発。この登山道は千日回峯行で使われた道のためか非常に歩きやすい。高さ10cm程の段差の所にも高さ5cm程の石が置かれ一歩の段差が5cm程度になる、老人にやさしい心ずかいだ。おかげであまり疲労も感じず12時に比叡山の明王堂にたどり着いた。 明王堂からはほぼ平らな道だし根本中堂参拝は昨日終えているので、横川まで歩き、15時半のシャトルバスに乗ると目標を立てる。しかし、西塔の椿堂付近で道がわからず時間を食い、峰道バス停を越えた辺りで横川まで行くのを諦めて峯道バス停を今回の東海自然歩道歩行の終わりとする。 9:30 無動寺道の入り口 10:10 歩きやすい道 10:20 千日回峯行の道らしく石塔が 10:40 こんな所もあった 10:50 琵琶湖が見える所もある 11:20 沢を横切る 12:00 明王堂 明王堂、屋根越しに琵琶湖が 13:20 山王院 13:30 常行堂・法華堂 (にない堂) 14:00 釈迦堂 14:10 自動車の下のトンネル 14:20 歩きやすい道 14:50 峰道レストランの展望台 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 2023.6.16 比叡山峰道から大原までの10km弱の自然歩道を歩くのに時間がかかった。 初めは2022.11.11滋賀県坂本から歩き始め、大原まで行けたら行こうとしたが、峰道バス停で諦め、リタイア。 2023.5.15 前日に京都府大原に泊まり、リベンジするつもりが朝から大雨で大原三千院観光に切り替える。 2回も峰道の先に行かれないとなると、「2度あることは3度ある」との諺が頭に浮かび、憂鬱になる。しかし、「3度目の正直」という諺もあるのでどちらの諺が正しいのか試す良い機会である。諺といえば「京都から見ると比叡山は鬼門」というのもあるが。 6月中にはこの区間を歩き終えたいと天気予報に注視するが晴天が続く日がない。やっと6/15から晴れそうだ、との予報で宿を予約する。しかし、前日(6/14)の予報では15日は雨との予報に変わったので、急遽歩行日を16日に変更する。 2023.6.16 10時前、前回の終了地点・峰道から歩き始める。空は快晴だが足元は所々水溜まりがある。昨日はやはり雨のようで日程変更は正解だった。玉体杉を過ぎた所から、東海自然歩道を離れ、横高山・水井山を登る。仰木峠からはは再び東海自然歩道に戻り大原に向かう。横高山・水井山は私の東海自然歩道の歩き方の「寄り道登山」である。この寄り道は正規の東海自然歩道を歩くより短時間で歩けるとのオマケつきである。 10:00 昨日の雨のせいか空気が清浄に感じる 10:10 自然歩道の脇はドライブウェイ 10:20 玉体杉 玉体杉から京都市街地が見下ろせる 10:30 東海自然歩道と横高山への分岐点 10:50 横高山山頂、山頂手前は急坂だった 11:10 稜線はなだらかだった 11:20 水井山山頂 12:10 水井山からの下り 12:30 仰木峠 13:00 湿った林道を歩く 13:20 大原の集落が近ずく 仰木峠を経て13時半、大原の最寄りのバス停に着き、滋賀県の自然歩道を歩き終えた。 翌日岐阜県の東海自然歩道を歩くため、京都・大原からから岐阜県揖斐川町の宿に移動した。宿で靴下を脱ぐと靴下に真っ赤な血痕がある??怪我をした覚えはないし、傷口もない。痛くも痒くもない。1時間ほど経った頃ハット思いついた。ヒルなのかもしれない。早速ネットで見ると大原の辺りはヒルの名所らしい。まさか京都大原にヒルがいるとは夢にも思わなかった。やはり比叡山は京都の鬼門である。 京都府編Ⅱ へ行く 京都府編Ⅰ へ行く 東海自然歩道・総集編 へ行く トップページ へ行く |