マッターホルンの真下を歩く
1997年8日4日
シュヴァルツゼーからマッターホルンを仰ぎながらツェルマットヘ 付・クラインマッターホルンからイタリア国境へ |
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8/4 昨晩はツェルマットに泊まる。天候は高曇りだがマッターホルンは見えている。
今日はロープウェイでクラインマッターホルンへ行き、イタリア国境まで歩き(往復)、ロープウェイで戻りシュヴァルツぜーからマッターホルンの麓をツェルマットまで歩くコースである。 9:15 トロッケナーシュティーク2939m(ロープウェイ中間駅)着。 中間駅からマッターホルン 中間駅からモンテローザ山群 9:45 クラインマッターホルン着、展望台3883mに登る。展望台は数日前に行ったシャモニーのエギュデ・ミディ展望台3842mより高く、ヨーロッパで一番高い展望台である。雲はあるもののマッターホルン山群は間近かに、遠くにはモンブランやユングフラウまで見えた。7/30にはモンブラン近くのミディ展望台からマッターホルンが見え、今日はモンブランが見えるという2重の幸運が待っていた。 以下はクラインマッターホルン展望台からのパノラマ写真。 北西方向 マッターホルン ダン・ブランシュ オーバー・ガーベルホルン ヴァイスホルン 4478 4357 4063 ツィナールロートホルン 4506 4221 北東方向 谷の奥はベルナーアルプス ミシャベルアルプス ユングフラウ・メンヒが見える 南東方向 ブライトホルン(モンテローザ山群はブライトホルンの裏側) 4164 北方向 中央の高い所はイタリア国境、1時間後にはあそこに居る。 北西方向 モンブラン 西方向 Dent d’Herensダン・デラン マッターホルン モンブラン(この上の辺り) 4171 ユングフラウの望遠写真 モンブランの望遠写真 10時、展望台から氷河上をイタリア国境目指して往復2時間のトレッキング。 11:15 イタリア国境で休憩。 氷河上は夏スキーのゲレンデ、スキーがあれば歩かなくてすんだ。 モンテローザ山群方面 イタリア国境よりマッターホルンの南側 この場所での家内のスケッチ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ クラインマッターホルンまで戻りロープウェイを乗り継いでシュヴァルツゼーへのロープウェイ駅2432mに着く。(シュヴァルツゼーに最短の駅ではなく間違えて離れた方の駅に着いてしまった。) ここから今日メインのマッターホルンの山麓を巡り、ツェルマットに降りるトレッキングが始まる。 12時半:シュヴァルツゼーのロープウェイ駅~昼食~14時シュヴァルツゼー~14:45マッターホルンに一番近い所~16:10スケッチタイム~XX時:ツェルマット(宿は前夜と同じ) 12時半、トレッキング開始 先ず谷を渡り 1時間後尾根に出る。ここで昼食。 昨日午後に歩いたスネガが目の前にある。 シュヴァルツゼーとマッターホルン 見上げるようなマッターホルン やっとシュヴァルツゼーに到着 オーバー・ガーベルホルン ここから15分歩くと ―――> マッターホルンの形がこれだけ違う 更に15分後には東面はほとんど見えない マッターホルン山頂からの落石が当たりそうな場所だった。 今回のトレッキングでマッターホルン山頂に一番近い所 名残り惜しいがマッターホルンに背を向けて下山開始 標高が低くなり、灌木が現われ、人家も現れる。 16:12 最後の休憩 この時の絵 3日間マッターホルン見上げながらその麓をトレッキングした。雲はあったものの常にマッターホルンがみられた。 これだけ見たのだが又マッターホルンを見てみたい、と思う。マッターホルンは不思議な魅力を持つ山だ。 リッフェルゼーで逆さマッターホルンを へ戻る リッフェルベルクから湖沼を巡りスネガへ へ戻る エッシネン湖とニーセン山 へ行く トップページ へ行く |