愛知県編Ⅰ
東海自然歩道と寄り道登山
2018年12月2日~2019年7月15日


歩行経路(地図は縦方向に縮めている)

歩道の前半、鳳来寺山から岩古谷山までは険しい一連の岩山で、山中に宿泊施設がないため途中で下山し3日かけて踏破した。後半、猿投山からは豊田市、瀬戸市、犬山市近郊の山々だが深い森におおわれた道で、すぐ近くまで開発の手が迫っているのを感じさせなかった。また、林道や県道歩きも少なく、登山道が多く、山梨県、静岡県に比べてより厳しい自然歩道だった。

 1. 静岡県境==>阿寺の七滝==三河大野駅 12km  2018.12.2
 2. 三河大野駅==>鳳来寺==鳳来寺山==山びこの丘(泊) 10km 2019.4.20
 3. 山びこの丘==>棚山高原==宇連山==仏坂峠==滝上 17km 2019.4.21
 4. 滝上<==鞍掛山==岩古谷山==和市(和市=>滝上に歩く) 13km 2019.5.26
 5. 和市==>福田寺==大名倉 (田口で宿泊)  11km 2019.5.25
 6. 大名倉==>段戸裏谷(泊) 9km 2019.6.22
 7. 段戸裏谷==>寧比曽岳==平勝寺 19km 2019.6.23
 8. 平勝寺==>足助(大島) 15km 2019.1.19
 9. 足助(大島)==>勘八峡==昭和の森 19km 2019.1.20
 10. 猿投神社==>猿投山==雲興寺==岩屋堂 14km 2019.3.16
 11. 岩屋堂==>白岩==山星山==定光寺駅 17km 2019.3.17
 12. 定光寺駅==>道樹山==弥勒山==内津峠 10km 2019.3.30
 13. 内津峠==>入鹿池==今井==善師野駅 21km 2019.3.31
 14. 善師野駅==>寂光院==犬山城==ライン大橋(岐阜県境) 8km 2019.7.15
                       合計歩行距離:195km
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1. 静岡県境==>阿寺の七滝==三河大野駅 12km  2018.12.2
12/2 9時静岡県の「くんま水車の里」を出発、12時鳶の巣山山頂を経て12:50愛知県との県境に着く。

 
 鳶の巣山の登山道からこの林道を10分ほど歩くと県境に着いた 2018.12.2 12:50愛知県との県境

 
 県境の林道から県道に出ると人家が現われるが    14:20 また林道になり

 
 15時 名勝、阿寺の七滝、山の中で歩いてしか来れない   七滝とは7段の滝のようだ

 
 滝を過ぎると手入れされていない登山道となる(滝への遊歩道は別にある)  16時まだ山の中

 
 16:30 やっと人里にでる             17時、三河大野駅着、日没寸前だった。
三河大野駅では東海自然歩道を西から歩いているという3~40代の夫婦に会う。初めて東海自然歩道を歩いている人に出会えて嬉しく、電車に乗るまでの短い時間だが話が弾んだ。

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    2. 三河大野駅==>鳳来寺==鳳来寺山==山びこの丘(泊) 10km 2019.4.20
この区間は1,2月は雪になると厳しそうなので、その時期は他を歩き、4月に入ってから歩いた。
4/20 早朝に船橋市の家を出て新幹線、飯田線と乗り継いで三河大野駅から歩きだしたのは9:30だった。

 
 9:43 すぐに林道にはいる          10:10 

 
 10:54 湯谷峠                 11:00 県道を橋で渡る

 
 11:10 行者越:鳳来寺へ昔の参道の難所だった 11:50 鳳来寺山東照宮(家光により創建)

 
 12:20 鳳来寺本堂 車で来られる              本堂付近から、山また山である
鳳来寺:702年開山した真言宗の寺院。江戸時代までは栄たが明治の神仏分離令で衰退。東照宮だけは神社として生き残った。参道入口から本堂までは石段1425段、歩いて50分かかるが今は車でも行ける。

 
 13:00 今晩宿泊する村?              13:30 鳳来寺山山頂684m:この付近の
                           最高峰の瑠璃山695mは近くにあるらしいが?
この先自然歩道はまだまだ山の中に続くが、自然歩道近くには宿泊施設が無い。鳳来寺山山頂付近から自然歩道を離れて下山する道を利用して下山し、明日つずきを歩く予定とした。しかし、その下山路が見つからず20分ほど
迷う。 
 
 13:40~14:00瑠璃山山頂付近から下山路があるはずだが迷う。  自然歩道はこんな感じだが。

 
14時下山開始。この道は整備されておらず何回か迷う。 16:30 玖老勢集落、30分程で宿「山びこの丘」
大きさ10m程の岩は右、左とも崖で結局上を乗り越えて進んだ。
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  3. 山びこの丘==>棚山高原==宇連山==仏坂峠==滝上 17km 2019.4.21
4/21 この日は時間が掛かりそうなので、弁当を2食作ってもらい、6時に宿を出る。本来ならば昨日の道を戻るのだが、時間的に無理そうなので直接棚山高原に登る道を行くが、この道も荒れていた。
 

6:00「山びこの丘」出発   7:10 副川(山寺)寝観音に寄り道

 
 8:20 この道も荒れていた             8:25 上に巻いたり下に巻いたり

 
 8:40 やっと傾斜が緩くなり、道も良くなる   9:10 棚山高原700m着、高原の名の通りなだらか

 
 10:00 林道を歩き             11:00 また登山道になり

 
 12:00~:20 宇連山山頂分岐、時間が無いので山頂は泣く泣く省略  13:40 海老峠

 
 14:50~15:00 仏坂峠、ここから稜線を離れる     15:20 急坂を下り県道に出る

 
 16時、棚田で有名な四谷集落の上にでる。   16:30 四谷千枚田、まだ田植え前だった。
四谷千枚田の観光客は少なく、ヒッチハイクは出来ず、バス停まで歩く。
17:00 バス停。この日は久しぶりに11時間(コースタイム7時間)歩く。高低差の少ない道だったので助かった。
愛知県の自然歩道ではコースタイムの1.3倍が私のコースタイムのようだ。
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 4. 滝上<==鞍掛山==岩古谷山==和市(和市=>滝上に歩く) 13km 2019.5.26
5/26 25日は和市から大名倉まで歩き、岩古谷山近くの田口に泊る。26日朝タクシーで和市まで行く。
1泊2日の場合、2日目は早朝から行動できるので、田口に泊まると自然歩道を西から東に歩いた方が合理的になる。
田口:愛知県北設楽郡設楽町の中心的な町、人口5千人。江戸時代は天領、寺領だった。

 
 7:00 自然歩道を岩古谷山目指して歩きだす  7:20


 7:30                     7:40           7:45 稜線(提石峠)に出る
 
 
 8:10 稜線上の道            8:15山頂手前にて東方向 
                        右の双耳峰は三ツ瀬明神山1016m
 
 8:20 岩古谷山799m 山頂     山頂より南方向、宇連山(左)から鞍掛山に続く稜線

 
 山頂より北方向、鹿島山912mと大鈴山1012m(右)  山頂より西方向、田口方面
昨日は鹿島の中腹にある池葉守護神社付近を歩いた

 
 8:40 山頂直下は険しい下りだが整備されていた  9:30 稜線上はこの様な道や

 
 10:20 こんな道や                12:00 峠もある

 
 12:30 鞍掛山山頂、ここから一気に下る 14:20 四谷千枚田、1ヶ月前に通った時は田植え前だったが今は田植えも済、水が張られている。観光客も多く、すぐにヒッチハイクができた。感謝!


 5. 和市==>福田寺==大名倉 (田口で宿泊)  11km 2019.5.25
5/25 早朝船橋市から新幹線、飯田線、バス、タクシーと乗り継いで出発地、田口の和市に10:40に着く。
出発時間が遅いので歩く順番を入れ替えて、この日は田口周辺の自然歩道を歩く。

 
 10:40 和市、この日も快晴           11:00 植林の中の道

 
 11:00池葉守護神社、新しく建てられたようだ    12:30 山の中に立派な立体交差が

 
 13:00 田口の町の近くを通る           13:30 福田寺:武田信玄の墓がある(伝承)

 
 14:30 田口の町を過ぎて大名倉に向う    15:10 自然歩道は鉄道廃線跡を利用する。前に歩いている人は鉄ちゃんとの事。
15:30 大名倉で歩行を終える。田口までヒッチハイクをするが車の通行量が少なく、30分程かかる。宿泊は田口の奥三河総合センター(運動施設を備えた公共の宿)。 

公共の宿:4/20山びこの丘(食事付き)、5/25奥三河総合センター(食事付き)、6/22きららの里(自炊)と3回続けて公共の宿に泊まる。有名観光地が無い地域では公共の宿が頼りであるが、徐々に減っているようだ。

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