レイクオハラ・アルパイン・サーキット
Lake O'Hara Alpine circuit
2002年9月2日



Yoho National ParkにあるLake O'Haraは人気があるが、入山者数を制限し1日数便のシャトルバス以外では入山できない。ハイキングのコースは散歩程度から岩場歩き、色の違う湖巡りと多彩である。

 9/1午後にFieldの町の案内所に行ったところ幸い(雨模様だから?)キャンプ場が取れ、すぐに入山した。

9/2 7時半 テント出発。すぐレイクオハラの湖畔に着くがアレルギーの症状が出て、1時間ほど休む。
『レイクオハラのハイキングは良かった。拾い物だった。あまり期待していなかったのだが。コース選択も良かった。アレルギーで苦しい時もあったが。レイクオハラからすぐに急登になり、Wiwaxy Gapに向かう。1.5時間の登りはきつかったがレイクオハラが常に真下に見え、飽きさせない。

 
 レイクオハラの周りは林があるがその上は木が生えない

 
バカチョンカメラで山と映った山両方撮るのは一苦労


 
レイクオハラがだんだん下になる

 

Wiwaxy Gap に着いたごろから小雪が舞いだし、あわてて雨具を着て先を急ぐ。先と言っても森林限界の上で見通しは良いのだが、周りは急な崖で道がどこにあるか分かりにくい。100~200m程先までは崖の中腹に岩を削って作ったような道が見えるが、その先は見えない。しかし、そこに行くとその先の道が見えてくる。細いけれど意外に危険ではない。上も下も60度もある崖の中腹だが。この道を1時間で(少し下り)レイクオエサ。
案内書ではこのアルパインルートはルートファインディング技術のある経験者向けのコースとなっていた。

 
 Wiwaxy Gap               Wiwaxy Gapからこれから向かうLake Oesaを見る

 
 左の斜面の何処かに道があるのだが       振り返ってWiwaxy GapとWiwaxy Peaksを見る

 
Lake Oesaが近ずく。木は生えていない。      Lake Oesaの上の山の向こうはレイクルイーズ

レイクオエサからさらにYukness Ridge を経由してOpabin Plateauに向かう。大きな石の道で歩きにくいが、真下にレイクオハラが見え(今度は西側に)、形の違うレイクオハラを見ながら歩く。この道もまた素晴らしい道だった。急な崖の中腹にトラバースするように作られ、常にレイクオハラのコバルトブルーが見える。道が分かりにくい所もあるが、危険ではない。

 
Lake Oesaを過ぎるとまたLake O'Haraが眼下に見えてくる。 形も色も違って見える。

 
                       この景色をおかずに昼食だ。

Opabin Plateau は日本の3000m級の池塘の点在する山岳のような所だ。例によって30cm程の山ネズミを見るが、あまり逃げないで、自分たちの仕事に忙しい。レイクオハラのよい点はアプローチが短くすぐに高山気分にひたれることだ。しかし、バスでしか入山できず、バスの便が少なく自由に入れない。

 
 3つ目の湖Opabin Lake その前は平らなPlateauだ。 右の山がWiwaxy Peaks

 
 Lake O'Hara(右)とMary Lake          14時Lake O'Haraに帰り着く。


14時 テントサイト帰着。雨が降りだす。急いでテントを回収するが少し濡れる。バスに乗るころには本格的な雨になった。予報では今日明日は雨が降り続くらしい。今夜は駐車場から4時間歩いたところのCACの山小屋を予約していたが、近くの町のB&B(食事なし8000円)に泊まる。』


     9/3 アイスライン・トレイル へ
        カナディアンロッキー へ戻る
        トップページ     へ戻る