アイスライン・トレイル
2002年9月3日
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Yoho N.P.の北部にあるIceline Trairは標高の高いところにあり、The Presidentや氷河、 氷河湖を間近にでき、展望が良いトレイルである。 |
6時半 起床。 7時半 B&B出発。 『雨の中、予定通りアイスラインの出発点タカカ滝(Takakkaw Falls)を目指す。雨がやまないのでのんびり。 8:50 雨が小雨になったのと、雨の中のハイキングもいいかと、取りあえず出発。縦走ではなく3時間歩いて引き返す予定。 10時頃には雨はほとんどやむ。時々ガスがくるが、見通しは悪くない。3人ずれが先になったり後になったり。 10時半 森林限界を抜ける。ここで急にガスってきておまけに風と寒さ。どうなることやらと思っているとガスが晴れてきて、上を見ると氷河がすぐ近くに。谷を挟んだ向かいも氷河と滝が見えている。寒さの原因とアイスラインの名の由来が理解できた。所が、寒さのせいか、朝久し振りに飲んだ日本茶のせいか、30分おきに小水。 アイスラインではなく小水ラインだ。これは今日一日、山をおりるまで続いた。ガスが晴れるころから道は氷河の押し出した小石の道、草木が生えないなだらかな登り降りの道。所々に(4か所)氷河湖(100m程の大きさ)があり、氷河からの沢があちこちにある。私の好きな道だ。しかし、行けども行けども同じような景色。どこまで行こうか迷ったが、12時過ぎのコルまでとする。 12時 引き返し点。昼食。ここで試しに今日は持ってきたデジカメを使ってみると、どうも生き返っているようだ。・・・・・・・なぜかは分からないが使用できる。そこで帰り道はデジカメをパチパチ。遠くは見えないが。』 アイスラインの引き返し地点&昼食。 あちこちに氷河湖? ここにも湖(カナダには池はないとの話だ) Takakkaw Fallsが見えてきた 遠くの山の稜線はロッキー山脈分水嶺 Emerald Glacier Emerald Glacierと氷河湖 13時半 そろそろ木や草があるあたりで再び雨が降りだす。しかし、デジカメが復活したので雨の中花を撮る。 Takakkaw Fallsが近ずく 15時 駐車場近くからTakakkaw Falls トナカイ?エルク? 『15時 車に戻り出発。目的地は1日目に見ておいたグレーシャー国立公園のACCの小屋、ウィーラー・ハット(Eheeler Hut)。雨の中、車のスピードは上がらない。 18時、Eheeler Hut着。どんな小屋か?だれか先客は?誰もいない。小屋のカギの番号は聞いてある。所が番号を合わせても開かない。よく番号を変えるというから変えた?Telして聞くにしては6時を過ぎている。10分ほど努力したがだめ。ためしに「押してもダメなら引いてみな」の格言を試してみると、正解。開いた!!押し込むと反動で開くような構造なのだ。初めて見た。 あちこち見て回った後、暖炉に火を付ける。灯火はガス灯だ。この記録はガス灯の下、暖炉にあたりながら記 している。太いマキがあっという間に燃え尽きる。今日でカナダの山とお別れだと思うといささかさみしい。毎日飽きもせずよく歩いた。何時間歩いたのだろう。後で計算してみよう。歩かないひはほとんどなかった。 山の最後にこのような素晴らしい山小屋、おまけに他に誰もいない、本当にラッキーだった。』 9/4 アボット・リッジ・トレイル へ カナディアンロッキー へ戻る トップページ へ戻る |