グロースグロックナーの氷河散策・他
2001年8月22~23日
2001年の夏の3週間、レンタカーを足にオーストリア西部をトレッキングした。
前半は家内と2人で天候にも恵まれたが、1人になった後半は雨と降雪に悩まされた。
8/22 奥ゴーザウ湖へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8/23 グロースグロックナー(オーストリア最高峰)の氷河散策


オーストリア西部概念図

8/20 日本発、ドイツのミュンヘン空港着、泊。
8/21 ミュンヘンでレンタカーを借り(オーストリアより安く借りられた)オーストリアザルツブルク近郊の
  ハルシュタットへ。泊。海外での初運転だったがアウトバーンも田舎道も無事運転できた。
 
世界一美しい湖畔の町と言われるハルシュタット 生憎曇り空だった    家内のスケッチ

 
 ホテルから見た村の中心部          家内の水彩画

8/22 ハルシュタット近郊のZwieselalmにロープウェイで行く予定だったが、曇りで山が見えなかったので、行先を奥ゴーザウ湖Hinterer Gosauseeに変更する。
 11時 前ゴーザウ湖の駐車場から奥ゴーザウ湖へ向け歩き始める。
  (家内の手記:霧でガスっていたが歩くには涼しくて気持ちが良い。始めから前ゴーザウ湖の周りをゆっくり
  歩く。マリンブルー(グリーンと濃い青がまざった)のような色の湖面に濃いグリーンの杉と若草色の草原
  そして垂直の岩山を写して吸い込まれるように美しい。)
 13時~13:50 奥ゴーザウ湖着。レストランでスープを頼み、ミュンヘンで購入したライ麦パンを食べる。
  帰路、1時間程歩いた所で小麦粉アレルギーの症状が出る。首の周りがかゆくなり、キブンが悪い。
  家内に重い荷を持ってもらい、ゆっくり歩く。1時間程で治る。ライ麦パンかスープに入っていたのだろう。
  量が少なかったのでこの程度で済んだようだ。
 16時 駐車場に戻り、グロースグロックナーに向かう。
 18時 グロースグロックナー手前のFusch村、1軒目の宿に空きがあった。

アレルギー対策:1995年(55才)頃から小麦粉アレルギーになった。外国で食事の際にアレルギーの事を相手に伝えるのは難しい。そこで、海外旅行の際はあらかじめその国の日本大使館等で、アレルギーに対する注意書きをその国の言葉で書いてもらう。今回は「Ich habe eine Allergie gegen Weizenmehl,deshalb mochte ich eine Speise ohne Weizenmehl als Zutat esseenn.私は小麦に対するアレルギーがあるので、材料として小麦粉が使われていない料理が食べたいです。」と書いた紙をポケットに入れておき、レストランでそれを見せる事にしている。しかし、注意していても発症する場合がある。その場合でも沢山食べる事はないので、しばらく安静にしていれば自然に回復する。
オーストリアでは以後2回程アレルギーが発症してしまった。1度発症すると少量でも発症しやすくなるようだ。また、要注意はスープである。

 

 
 前ゴーザウ湖

   
 奥ゴーザウ湖

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8/23 グロースグロックナー3798m(オーストリア最高峰)を目前にしながらのトレッキング
8:40 グロースグロックナーに向けてドライブ。残雪の山々のパノラマが右、左に。
10:30 グロースグロックナー、フランツ・ヨーゼフス・ヘーエ(山岳道路の終点)着。予定していたホフマン・ヒュッテへの登山道が通行止めでパステルツェ氷河散策に変更。


 
                              グロースグロックナー山岳道路にて

 
グロースグロックナー前衛の山々

       グロースグロックナー(中央部の鋭鋒)とパステルツェ氷河が見えてきた


フランツ・ヨーゼフス・ヘーエ(山岳道路の終点)    フランツ・ヨーゼフス・ヘーエからパステルツェ氷河


氷河の末端は氷が無い 中央の山はグロースグロックナー  氷河上を適当に歩く

 
グロースグロックナー直下に来た。 あの岩はグロースグロックナー山頂からの落石!?  
 グロースグロックナーを描く

 
                      氷河の下流側 左上にホフマンス・ヒュッテが見える


                        
この日の宿の窓からの風景 教会の塔は何処も似ている
                     

旅の出だしの2日間は天候や登山道閉鎖で予定変更を余儀なくされた。当時はまだ情報が少ない時代だったので、急な予定変更への対応に苦労した。
また、初めての海外ドライブでナビも無く、慎重に運転したので移動に時間がかかった。

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