アラスカ釣り日誌
1999年8月17日
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アラスカに行くと決めた時釣りもやろうと思った。 子供時代はハゼ釣りは毎日のようにやったが、それ以来釣りとは縁がなかった。 アラスカなら猫でも尻尾をたらせば鮭が釣れる、と聞いて! |
8/17 アンカレッジから水上飛行機で奥地の川に行き、そこから船で鮭釣りのポイントを案内してくれる1日ツアーに申し込んだ。 8時 水上飛行機テイクオフ。 9時半 船でポイントへ 10時 竿をだす。 船のガイドに「鮭釣りは初めて」と言うと、もう一人の初心者(カルフォルニアの54才の医者)と老人の船頭に割り当てられる。(釣り道具も借りる) 『餌(イクラ)を付け、投げ入れるとすぐにゲット。70cmのシルバーサーモン。続けてもう2匹。何も考える暇も余裕もない程の、入れ食い状態。30分があっという間に経つ。その後少し食いが悪くなるが午前中はポツポツ釣れた。午前中の私の釣り果は70cmシルバーサーモン5匹、2匹リリース、バラシ5回だった。』 この日の釣り場 釣り仲間と船頭 遠くにマッキンリー山(デナリ)が見える 12時~13時、昼食はあのロッジで食べる。 2人の釣果 午後はスプーンを使ったルアー釣りに挑戦 ルアーでも釣れた。90cmのピンクサーモン、5分かかる 18時この水上飛行機でアンカレッジへ帰る。 初めての鮭釣りは大戦果だった。餌を投げてすぐに釣れるとは幸運、ビギナーズラックとしか言いようがない。しかも入れ食い状態を経験しようなどとは。釣りの運を使い果たしてしまうことにならねばいいが、とちらっと思った。船頭が良かったのだろう。水上飛行機の他の人はそんなに釣れていなかった。ゲットした5匹の鮭は3枚におろし、3匹半は日本に持ち帰るため冷凍保存し預かってもらった。1匹半は今夜からのおかずである。これが無くなる前に次が釣れると良いのだが。 8/20 デナリ国立公園そばのタルキートナ(Talkeetna)で釣りをする。ボートで釣りのポイントまで運んでもらい、後程迎えに来てくれるとのこと。これを頼む。 16時半~19時半 釣り道具はアンカレッジで買いこの日初めて使うが、どうも調子がおかしい。30分後、近くの釣り人に聞くと、糸の通し方を間違っていた。やっとスプーンを投げられるようになる。 釣れた!!!40cmほどのピンクサーモン。自分だけで釣った初めての1匹。後はスプーンが根がかり、リールの故障で時間となる。 8/25 フェアバンクスのキャンプ場。 17時~18時テントサイトの横の川で釣り。ぼうず。 8/27 8時~10時 フェアバンクス近くの川で釣り。釣果無し。 18時~19時、20時半~21時半 タングルレイクキャンプサイトで釣り。無し。 8/28 7時半~8時半 同上釣り なし。 8/30~9/2 アンカレッジの南にあるKenai Wildernessでの3泊4日のカヌートリップ(約500ドル)。 『・・・』は当時のメモ。 『8/30 8時 マークの家。 8:30 車にカヌーを積み込み出発。 9:30 テント設営。易しいコースと頼んだせいかテントサイトは固定で毎日車で湖か川に行くらしい。 10:30 カヌー出発。川をさかのぼる。カヌーは意外にやさしい?後ろのマークが方向と推進力で私は補助エンジンといったところ。 途中、釣りに挑戦。私のルアーの投げ方はダメということで、1から教わる。30分ご初めての獲物、シルバーサーモン約70cm、リリースする。午前中もう一匹、同じような大きさ、これもリリース。 午後は川を下りながら釣り。トラウト1匹、40cmほどのサーモン2匹、全てリリースする。 17:20 カヌーの出発地点に戻る。 18時 キャンプサイト 19時夕食。 20時 近くの湖にカヌーを浮かべ、ムース(ヘラジカの仲間)を探すが見つからず。』 カヌーと釣りの師匠 マーク いかにも釣れそうな川 流れが急な所もある 木のトンネル 昼食は陸地で食べる 獲物は何かな キャンプサイト 静かな夕暮れの湖 ムースは夕暮れに活動するらしい 8/31 『10時 カヌー出発。釣りながら上流へ。4kgのシルバーサーモン、今日はキープ。 午後は又下りながら釣り。3kgシルバーサーモン、キープ。他に夕食用にニジマス2匹キープ、他はリリース。 18時 マークの家で魚をさばき冷凍。夕食もマークの家でとり、テントサイトへ。 21時 ムースを探しながら散歩。見つけたら食べるために撃つらしい。(見てみたかった)』 今日も釣れた 今日の戦果 9/1 『夜中に雨。朝も雨 10時 カヌー出発。幸い雨は上がる。 今日の釣果は60cmシルバーサーモン1匹、レインボー8匹(内3匹夕食用) 17時 カヌー終える。 20時 他の湖までムースを探しに行くが、見つからず。』 近くの湖 9/2 カヌートリップ最後の日 『朝食を終わる頃から雨、雲の切れ目のない、いやな雨。 9:30 カヌー出発。雨は降りつずく。11時頃強くふる。「食事抜きで1時まで釣り、そこでこのカヌートリップを終わる」事をマークに告げ出発地点に引き返す。10cm程のレインボーが2匹、後は音沙汰無し。 12:50 そろそろ帰り支度と上陸地点の300m程手前でシルバーサーモン70cm級、続いて50cm級を釣り上げる。始めにマークに5匹のサーモンを土産に持ち帰ると約束していたが、時間ギリギリではたせる。 15時 マークの家を出発、ホーマー(Homer)に向かう。』 9/3 『ホーマーで遊覧船に乗る予定が小雨と強風でだめ。雨の中小さな入り江でルアーを投げる。5投目ぐらいで思いがけず70cm程のシルバーがかかる。近くの真空パック冷凍してくれる所に持って行く。夕方雨はやみ、風も収まったので海から10m程のキャンプサイトに泊まる。明日はアンカレッジ泊りなので持っているマキを全て燃やす』 思いがけず釣れた鮭、日本に旅行したかった? 鮭より人間の数の方が多いのでは? 最後のテント食はカンズメのビーフシチュー 車に積んでいたマキを全て燃やす 9/4 マークの家で預けてあったサーモン5匹をもらい、あすの帰国に備えアンカレッジに向かう。 13:30 サーモン釣りで有名なRussian Riverで釣る。5投目程でレッドサーモンがかかるが糸を切られる。後はさっぱり釣れず。釣れなくて良かったかも。釣れてもリリースするしかないから。 9/5 帰国 冷凍した9.5匹の鮭はアンカレッジで安く購入したクーラーボックスに入れ、手荷物として日本に持ち帰ったがまだ冷凍のままだった。 8/21 デナリ国立公園 へ アラスカ周遊 へ戻る トップページ へ戻る |