紅葉の立山・別山
2020年10月7日




長女が「休暇が取れたので昔登った白馬岳に3人(家内も含めて)登りたい」と言ってきたが、私(今年80才)も家内(週に2回程テニスをしている)も白馬岳はチョット無理そうなので立山の別山に登る予定をたてた。立山は丁度紅葉の最盛期頃だし、室堂の雷鳥荘に2泊し空身で登ることにした。

10/6 13時頃室堂に着き、室堂山の展望台まで足慣らしに歩く。ガスであまり風景は見えなかったが、16時頃からガスが晴れる。
10/7 7時雷鳥荘を出発--7:40雷鳥沢キャンプ場--雷鳥坂--9:50~10:20剣御前小屋(別山乗越)--11時~12時別山山頂(2874m)--13:10真砂岳の大走り分岐--15:30雷鳥沢キャンプ場--16時雷鳥荘。
コースタイムは5時間半程だが我々は休憩時間を含め9時間ほどかかった。足が痛くなったら引き返すつもりで、両手のストックをフル活用して歩いた。時間はかかったが無事歩き通せた。曇りの予報だったが、8時頃から晴れてきて最盛期の紅葉が綺麗だった。特に雷鳥坂からの朱色の絨毯のような紅葉はこれまで見たことがない風景だった。
残念なことに雷鳥荘に泊まり、雷鳥沢キャンプ場の側を通り、雷鳥坂を登ったのに雷鳥の影も見なかったことだ。天気が良いと雷鳥は姿を見せないというが今回はその通りだった。

大走りの長い下り道を歩いていると、若い頃この道を歩いた事を思い出した。金沢市での学会が終わった帰り道、室堂に昼頃に着いた。10月初めの天気の良い日だったので、大走りを登り大汝山にのぼった。出発が遅かったので夕方になり真砂岳の内蔵助山荘に泊まった。翌朝外に出たビックリした。雪が20cmほど積もっていたのだ。天気予報にはないサプライズだ。一応山に登るつもりでザック等の装備は持ってきたが、靴はズック靴だった。一瞬今日の下山は無理かなとおもった。困っていると小屋の親父さんが長靴を手に、「室堂の知り合いの小屋に置いて行ってくれ」というような言葉をかけてくれた。感謝である。長靴で大走りを下ったが問題なく歩けたように記憶している。そういえばこの時の紅葉がどうだったかは全く覚えていない。


雷鳥荘付近より別山方面。紅葉はしているが日が射していない。

 
キャンプ場付近より雄山、一の越方面                 雷鳥坂の上り


 雷鳥坂途中で陽が射してきた。日が射すと景色が一変した。






右は奥大日岳


スマホで撮ったもの 左:雄山  右:浄土山


別山乗越より剱岳

 
別山乗越より室堂、その上に薬師岳          後立山連峰


別山山頂より剱岳

 
 別山山頂より真砂岳(2861m)、大汝山(3015m)、雄山(3003m)方面        山頂神社にて

 
真砂岳、下山路分岐より別山、剱岳方面             下山路分岐より雄山方面

  
大走り 結構急な下り 大日岳に雲がかかり始める。   真砂岳と雲                     

 
キャンプ場付近はガスに包まれ始める。        16時今日の登山も無事幕引きとなる。


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