ミスタヤヘリハイク(2)
2002年8月17日


008-4
MISTAYA LODGE 付近の地図

『9時半 出発。アーモンド、ヘレンに同行させてもらった。1時間はトレイル沿いに歩くが、後は道もケルンもない所を歩く。カナダ式ハイキングが少し分かった。ロッジでもらった地図(上)にロッジの周りだけ明瞭な道TREIL(-----)があり、それ以外にROUTE(・・・・・)で示された道があるが、この道は「道は無い。同じ所は1人だけ歩け。ケルンがたまにあり、危険は無い。」とのこと。しかし、・・・・等がない所でも、自分で行きたいところを見つけ、好きなように歩け、ということのようだ。この日のアーモンドのルートは道のない荒野を歩き、無名の9400feet(2865m)のピーク(後日アーモンドはANDO PEAKと名ずけてくれた)を目指し、帰りは2つの池を巡るという周回ルートだった。この日のガイドツアーは有料で(行く人の人数で割る)氷河を登るらしい。私も迷ったがアーモンドの方をとった。』
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 7時半 ロッジ前の湖に映るMt.Beker         映った山のほうがハッキリ写っている   

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 9時半 トレイルを1時間ほど歩く(写真は北方向)   10:15 遠くにANDOU PEAK が見える
                          ヘレン(アーモンドの娘、60才頃)

123 124 10:30 道は無く好きな所を歩く 前はMt.MISTAYA    アーモンド(82才)とMt.BAKER

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 11時 振り返ってみる風景           「木は無く、5~6cmの石と植物と雪」   

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『傾斜はそんなに急ではないが、ずーと登り、30分も歩くと2人に2~300m離される。私より年上なのに』
  Mt.MISTAYAが近ずき、道なき道を行く。            鳩?ライチョウ!?

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 11:45 ここを登れば目的地は近い       12:45 ANDO PEAK(2865m)到着。その晩ワインを飲みながらアーモンドがそう命名してくれた。そこはロッキー山脈の分水嶺の1ピークであり、写真の私の前に降った雨は太平洋へ、後ろに降った雨は大西洋に流れていく重要な場所である。現在まで名前を変更したとの知らせは私宛に来ていないので、あのピークは今でもANDO PEAKであろう。世界で3人だけが知っていることだが。

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 中央はMt.PATERSON(3048m)、大西洋側   13時 下山開始。湖を巡って帰る。カナダでは池は
                          なくみな湖(Lake)である。                             
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 14:15 遠くに見えた湖に到着          15時半 Lodge前の湖に帰着  

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 翌日(19日)撮った写真。Mt.MISTAYA(3094m)とMt.BARBETTE(3048m)の間にANDOU PEAK

 17日の歩行時間6時間30分

 今写真を見ながら思い返すと、この日のトレッキングはカナダでの1番、いや、生涯でも最高のトレッキングであった。82才まであと2年、その時ANDO PEAKに再び登りたいものだ。

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